murakami

元気介護支援サービス代表の村上でございます。

私はもと看護師で、約25年間病院勤務をしてまいりました。その当時の病院は、治療のための環境だけでした。現在は治療と生活の場も考慮した環境になってきましたが、それでも療養するには、精神的にも身体的にも家族のいる在宅がベストと考え介護保険の始まる1年前の平成11年の5月に有限会社元気介護支援サービスを設立し、最初は自費の介護サービスを開始しました。

同時にボランティアクラブ(わいわいクラブ)を立ち上げ、独居の高齢者を会員制で月に1回ほど外出支援をしてきました。一人では外出できない方達でしたので、外出時にはたくさんの笑顔を見ることができました。
人生の終末まで、家に閉じこもるのではなく、笑顔で終わって貰いたいという気持ちで、介護の世界に足を踏み入れました。
高齢者の方を介護させて頂きながら、高齢者の方から人生のあり方を教えて貰っているような気が致しています。


職員間のよいコミュニケーションや連携がないとよいサービスを提供することが出来ないこと。日々介護技術の向上が必要なこと、医療の知識が必要なこと、カンファレンスで問題解決していく力が必要な事、職員間の気遣いや思いやりが必要な事、利用者の身体的、精神的な変化に気づける事など様々なことを学ぶ事ができます。そして利用者が笑顔でありがとうと言って頂くと「この仕事をしていてよかった」という思いになります。元気介護支援サービスを設立して23年になります。現在は訪問看護ステーションを開設し、関わりのある小規模多機能、定期巡回、看護小規模多機能、認知症専門のグループホームなど、地域密着のサービスで、一人一人に目の届くサービスに力を入れています。一人一人を大切にする介護それは、いずれ私もそんなサービスを受けたいと思っているからと言えます。


当社の理念は「人生の最後まで笑顔で元気な暮らしを支えたい」です。今後も多職種と連携して、高齢者の方が安心して日常生活を楽しく過せますように支援して参りますので、ますますのご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役 村上 美恵子